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帰国しました!ブログ書きます!笑

YAMAJOURNEY
2018.01.25
【ペルー】古代インカ道を味わう、マチュピチュ『インカトレイル』 [前編]
category : Others / country: Peru

南米といえばインカ帝国。
インカ帝国といえば南米。

 

インカ帝国…なんとロマン溢れる響きでしょうか!

 

文字も貨幣も持たずに1000万人以上をまとめあげ、北は現在のエクアドルから南はチリまでを統治。標高3400mのアンデス高地(クスコ)に首都を構え、その地形を活かした農牧業を発展させて飢えの無い巨大帝国を作り上げたインカ帝国。

 

また、たった168人で現れたスペインの征服者達によってあっけなく崩壊したインカ帝国。

 

今見ても驚愕の、完璧なまでに精巧かつ巨大な石組み。美しい水路。かわいいアルパカ。マチュピチュを代表とした遺跡群…

 

何というロマン!これを味わうだけでも南米へ行く価値ありっ…!!

 

…なのですが、それを更にトコトン味わう方法があるんです。

 

それは「500年前に実際に使われていたインカ古道を歩きながら、マチュピチュを目指す」というアクティビティ!

 

インカ帝国では「インカ道」という名の道路網が張り巡らされ、物資の輸送、また情報の伝達に使われていました。文字を持たないインカ帝国では、このインカ道を「チャスキ」と呼ばれる飛脚が走り回り、情報を帝国の隅々まで伝達していたとの事です(壮大な伝言ゲームみたいなもんですね)。

 

そんな、インカ帝国の“血管”とも言えるインカ道を実際に辿りながら、しかもマチュピチュに向かって行くというロマン溢れるトレッキング…これは行くしかない!

 

…という事で、いってまいりました!

 

 

まずは、インカ帝国の元首都「クスコ」へと移動します。

まずこのクスコ、めちゃめちゃ気に入りました!

 

すでに十分とインカ帝国を感じさせる石畳です。

 

美しい路地の数々。

 

スタバも何だかカッコいいです。

 

スタバの窓からはこの景色です。

 

民族衣装も素敵です。

 

丘の上から眺めると、綺麗に赤い屋根が並びます。

 

路地の壁を見てみると、14角ぴったりと重ねられた石。インカの美意識に驚愕です。

 

クスコの台所、中央市場(メルカド)は連日賑わっています。

 

肉・野菜なんでもござれ!

 

ね、何でも揃いそうでしょ?

 

リピートしたチキンスープ。野菜たっぷり、麺入りで約2ドル。

 

夜もまた美しい雰囲気です。

 

 

さすがインカ帝国の首都!観光地として様々なレストランや土産屋が並んでいてもなお、堂々とした雰囲気を漂わせています。大きな広場から小さな路地まで美しく、個人的には今のところ「南米No.1!」の街です。ちょっと住みたいくらいです。

 

クスコで2日間程、高度順応(何気に標高3400mなので)させながら、インカトレイルの手続き、装備のレンタルなどを進めます。

 

今回、インカ道トレイルを申し込んだのは『Llama path』という代理店。他のブログで絶賛されていたのを見て決めたので、他と比較検証はしていません。が、結果的には大満足でした!
https://www.llamapath.com/en/inca-trail-group-service

 

 

出発前日にはLlama pathオフィスで事前オリエンテーション&メンバー顔合わせ。簡単に自己紹介をしながら明日以降の予定を確認していきます。

 

ちなみにメンバーは総勢17名で、アメリカから9名、オーストラリアから2名、南アフリカ共和国から2名、スイスから2名、ノルウェーから1名、そして唯一のアジア人が僕です。欧米か!(僕以外は英語ペラペラでした)

 

 

ちなみに、マチュピチュは“空中都市”と表現される事が多いですが、それはやや誤解を生む表現のようです。

 

まず、マチュピチュの人口はおそらく750人にも満たなかっただろうという事。都市どころかかなり小さな村ですね。では、マチュピチュとは何だったのでしょう?

 

いま最も有力な説は、インカ王の「別荘」だったというものらしいです。

 

マチュピチュの標高は約2430mで、クスコに比べると約1000mも低い。つまり、クスコと比べると空気も濃くかなり温かいので、避寒地として使われたという事です。普段は軽井沢(標高930m)に住んでいる方が冬場は海沿いの別荘に移動するみたいなものでしょうか。

 

よく見る写真の雰囲気はいかにも空中都市なのですが、意外な真実です。

 

 

さて、いよいよインカ道トレッキングの開始です!

みんな屈強そう…

 

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PROFILE

Sohta Yamaji

1985年生まれ、大阪出身。
約1年かけて世界を旅しています。

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