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帰国しました!ブログ書きます!笑

YAMAJOURNEY
2018.02.24
【ボリビア】ああ美しきウユニ塩湖!
category : Others / country: Bolivia

プーノから国境を渡り、隣国ボリビアへ。ボリビアの首都ラパスを経ていよいよウユニ塩湖に向かいます。

 

そう、ウユニ塩湖です。もはや紹介不要のウユニ塩湖。奇跡の絶景スポットとして日本でも大人気、旅好きなら誰もが一度は行ってみたいと思うウユニ塩湖。間違いなく南米旅行のハイライトの一つ!

 

ウユニに水が張って“鏡張り”になるのは雨期の11〜3月頃。今は1月上旬。ドンピシャです。(ちなみに何故水が張るかというと、ウユニ塩湖が圧倒的に“平たい”からです。あまりにも広い範囲で大地が平なので、雨が降ると水が広く広がるのです)

 

ウユニは南北100km、東西250kmともの凄く広い塩の固まりです。その中に入っていく事はいわば砂漠の奥地に突っ込むようなもので、原則、現地に精通したドライバーが運転するツアーでしか行けません。

 

今回は、塩のホテルなど観光スポットを回る「デイツアー」、深夜に出発して日の出を迎える「サンライズツアー」、夕方に出発して夕日&星空を見る「サンセットツアー」に参加。

 

そこには確かに、“あの”ウユニ塩湖がありました。

 

 水が張っていないエリアは一面真っ白です。食べてみるともちろん塩。

 

あ、あるあるのトリックアートも色々やりましたよ!

 

しばらく走ると…

 

広がっていたのは、まさに鏡の世界でした。

 

 

 

たまたま遭遇したフラミンゴの群れ。

 

個人的には、夕方の時間帯が一番好きです。

 

少しずつ空の色が変化していき…

 

 最後は燃えるような赤に。

 

そして夜は一面の星空。足下に星が反射して360度星空になります。(写真右は、奇跡的に写真に写った雷)

 

 

 

ああ、美しきウユニ塩湖!

 

ここには森も川も無ければ動物を見かける事もほとんど無く、あまり“生命”を感じる場所ではありません。言ってみれば、ただ大地に水が張って空を映しているだけ。それだけでこれ程に美しい景観になるのです。本当、地球は素敵ですね。

 

 

ところで実はウユニ塩湖には、世界で一番軽い金属と言われる「リチウム」という資源が大量に眠っているそうです。リチウムは携帯電話や電気自動車のバッテリーに使用されるもので、今後どんどん需要が高まっていくと考えられています。

 

このリチウムをめぐって、世界中の国・企業がボリビア政府に開発の交渉を迫っていますが、ボリビア大統領はその資源を外資企業に“搾取”される事を避ける為に、あくまで自国での開発を目指しています(過去、南米の資源をアメリカ等の企業が開発したものの、その利益はほとんど自国に入ってこなかった歴史があるようです)。

 

しかし南米の中でも一際貧しいボリビアは大規模開発を行う資本がなく、かつ技術的にも難易度が高い為、今はまだ開発が進んでいません。ですがこれが今後上手く進めば、ボリビアの経済はかなり良くなるかもしれません。ボリビアにとってウユニ塩湖は、そういう意味でも本当に宝物ですね。

 

もちろん、その開発によってこの絶景が損なわれる可能性もあります。それでも、この宝物をボリビアが上手く活かして、より元気な国になっていく事を願いたいですね。

 

※追記
ちなみに、よく「ウユニ塩湖は日本人だらけ」と聞いていましたが、意外とそんな事はなく、普通に南米人だらけでした!(もちろん日本人もたくさんいましたが)

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PROFILE

Sohta Yamaji

1985年生まれ、大阪出身。
約1年かけて世界を旅しています。

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